ソーサリアン(SORCERIAN)のiOS版の評価|終了したが今さらする

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ソーサリアンは僕の好きなゲームランキングのかなり上位に位置します。

 

総プレイ時間も数えてませんがかなりだと思います。

 

僕は飽き性なので、ひとつのゲームを長時間やり続けることはホントに珍しいのです。

 

 

ソーサリアンは日本ファルコムから発売されたパソコン用のロールプレイングゲームです。

 

パソコンと言ってもWindowsとかMacとかじゃないですよ。

 

何しろ発売された年が、1987年なので今から20年以上も前ですからね。

 

 

はじめて発売されたのは、NECのPC-8801mkIISRというパソコン用です。

 

今じゃレトロPC扱いですが、その当時はかなりホットなマシンでした。

 

 

そんなソーサリアンですが、日本ファルコムお得意のアクションRPGです。

 

横スクロールで最大4人までパーティを組めます。

 

キャラクターは4人並んで進むのですが、ひとり目と同じ動きを後ろのキャラクターがひとりずつずれてします。

 

その様子はまるでグラディウスでビッグバイパーとオプションのような感じです。

 

う~ん、ちょっとだけ違うかな?

 

 

ソーサリアンは当時では(今も結構)非常に特殊なRPGで、いろいろな特徴を持っていますが、一番の特徴としてはシナリオが別になっていることです。

 

ソーサリアンの本体であるシステム的なディスクとは別にシナリオ用のディスクが分かれているので、シナリオを後から追加できるのです。

 

そのため、実際に追加のシナリオディスクがいくつも発売されました。

 

僕はもちろんその追加シナリオもかなりプレイしましたよ。

 

正直、ソーサリアンについてまだまだ語りたいのですが、かなり長くなるのでそれはまた別の機会にします。

 

 

ということで、今回のテーマであるiPhoneやiPadなどのiOS版の話です。

 

2012年からアエリアという会社からiOS版のソーサリアンがリリースされました。

 

基本的には、PC-8801mkIISR版などの当時のパソコン版に沿った移植となっています。

 

グラフィックは今風に変わっていますが、音楽は当時のFM音源版になっておりファンを意識した内容となっています。

 

 

僕ももちろんリリースされるとなったときはすごく喜んだのを覚えています。

 

ただ、リリース後すぐには買いませんでした。

 

なぜなら、課金内容がひどかったから。

 

本体を買うのはまず2500円。

 

これは、少し高いがしょうがないと思いました。

 

 

ただ、そこからゲームをはじめると普通は15本シナリオがあるのだが5本しか遊べない。

 

他10本は追加課金が必要という仕様。

 

ソーサリアンのキャラクターはシステム上、年齢があって最後には老衰で死んでしまう。

 

それを避けるために多くの人は裏技で不老不死にするのですが、それをするにも課金は避けられないといった有様でした。

 

 

最初に大金を払って買って、またゲーム内でも課金となるとやってられない。

 

商売っ気が出すぎた課金システムで評判を落としました。

 

結局、僕は無料配信があったときにダウンロードして、あとはミュージックモードだけ楽しませてもらいました。

 

 

そして、最終的には2016年にサービスが終了となってしまいました。

 

せっかくの名作タイトルを少し汚されたという思いがしました。

 

アエリアの方もソーサリアンが好きで頑張って開発してリリースしたと思うのですが、ソーサリアンが好きならこのような課金方法が反発を生むことくらいは想像できたと思うのですが…。

 

これを教訓に今後は、メーカーとユーザーがWin-Winとなれるような課金方法にしていただきたいと思います。

 

 

ちなみに、ゲーム内容の評価・感想としては、結構よくできていると思いますが、操作がバーチャルパッドでまともにキャラクターを動かせなかったです。

 

正直、ゲームにならなかったのが残念です。

 

また、これに懲りず、新たにみんなが納得できるスマホ用ソーサリアンを開発して欲しいところです。

 

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