古代祐三は天才のゲーム作曲家で名曲ぞろい|ファルコム アクトレイザー 湾岸

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今回は、僕が一番好きな作曲家の話をしましょう。

 

それは、タイトルにもありますが、古代祐三(こしろゆうぞう)さんです。

 

 

昔からのゲーマーなら知っている方も多いのではないでしょうか。

 

なぜならゲームの音楽を手がけている作曲者だからです。

 

特に、知られた名曲が多いのは1980、90年代なので、昔からのユーザーの方がなじみがあると思います。

 

あと、PC-8801シリーズX1シリーズなどのレトロPC好きならなおさらです。

 

 

あ、ちなみにゲーム以外の作曲家全て含めたなかで1番好きなんですよ。

 

それくらい、スゴイんです。

 

まあ、天才ですね。

 

 

あと、古代祐三イコールFM音源だと僕は思ってます。

 

知っている方はピンときますよね。

 

FM音源と言うのは、レトロPCのPC-8801mkIISR以降やゲーム機のメガドライブ、昔のシンセサイザーなどに搭載された音源です。

 

周波数変調で、元の波形を別の波形で変調することによって、別の波形にするという感じです。

 

昔の非力なハードでも少ない容量でキレイな音を奏でることができます。

 

 

ただ、FM音源で良い音を作るのは簡単ではなく、経験とセンスが必要になるため、作曲者で大きく音の質が変わるのも特徴です。

 

また、同時発音数が限られているハードが多いため、曲作りでもセンスが問われます。

 

そういったFM音源を駆使して、名曲を量産したのが古代祐三さんです。

 

 

高校生のときに、パソコン雑誌に音楽担当としてYK-2として活躍されていたのも有名な話です。

 

そこから、イースシリーズやドラゴンスレイヤーシリーズなどの大人気パソコンゲームで有名な日本ファルコムで、信じられないクオリティーの曲を次々生み出していきます。

 

 

古代祐三さんの曲で好きな曲が一番多いのがこの頃です。

 

PC-8801mkIISRなどの今のパソコンやゲーム機などと比べると話にならないくらい制限のある音源で、今聞いても現在のゲーム音楽以上だと思うくらいの音楽を作っていました。

 

では、どういったゲームで音楽を担当していたか代表的なところをいくつか挙げると、ザナドゥ・シナリオ2、イースⅠ、Ⅱ、ソーサリアン(追加シナリオ除く)などです。

 

 

どれもこれも、神曲レベルのものばかりです。

 

今でもバリバリ聞いています。

 

特にソーサリアンは60曲ちかくあるのですが、外れ曲ほぼ無しなうえ、ほぼ全て神曲というキセキのような仕上がりです。

 

大体、良い曲数曲あっても、他が外れなんてことがほとんどなんですが。

 

 

イースⅠも僕は大好きっすよ!

 

イースⅡの方が良いという方が多いのですが、やっぱりⅠのあの神秘的な雰囲気には勝てないでしょ!

 

あと、この頃ではMSXやファミコンで出たドラゴンスレイヤーⅣ(ドラスレファミリー)もあります。

 

貧弱なあのPSG音源でも良い曲作ってますよ。

 

 

イースⅡのあと、日本ファルコムを退社してフリーになるのですが、そのときスキームっていうパソコンのアクションゲームで音楽を担当したのですが、音楽が良すぎてゲーム自体よりも音楽の方が圧倒的に評価されてしまうという事態になりました。

 

さすがですよね。

 

とにかく、そのマシンが持つ性能以上の音楽を作り上げてしまうほど、FM音源には長けていたのです。

 

 

ただ、もちろんFM音源以外でもスゴイんですよ。

 

スーパーファミコンの初期にアクトレイザーというアクションゲームで音楽を担当したのですが、その音楽も後に語り継がれるほどのクオリティーでした。

 

有名なエピソードとして、ファイナルファンタジーの音楽を担当していて有名な植松伸夫さんが、スーパーファミコン版初のファイナルファンタジーⅣを作っているとき、アクトレイザーの音楽を聞いて衝撃を受けて、音色を作り直したという話があります。

 

 

そんな天才の古代祐三さんですが、実はあのジブリの音楽で有名な久石譲さんに師事していたのも有名な話です。

 

この話は結構大人になってから知ったのですが、さすがにビックリしましたね。

 

 

古代祐三さんですが、FM音源を搭載するゲーム機のメガドライブでも活躍されています。

 

僕はメガドライブ好きのメガドライバーであったため、古代祐三さんの音楽でまたゲームを楽しめたのは幸せでした。

 

メガドライブで、代表的な作品は、ベアナックルシリーズ、スーパー忍などです。

 

 

ベアナックルの曲はFM音源でテクノに挑戦しており、こちらでもFM音源とは思えないほどのクオリティーです。

 

特にベアナックル2はゲームの面白さも曲も最高峰で、ノリノリで格闘アクションを楽しむことができます。

 

もちろん、これらの曲も今でも聴いていますよ。

 

あと、この頃にはゲーム関連会社の株式会社エインシャントを立ち上げています。

 

 

ここまで、熱く語ってきましたが、実はこれ以降の古代祐三さんの曲が印象ないんです。

 

悪くはないんですが、それまでの曲が神すぎて霞んでしまうのです。

 

湾岸ミッドナイトなどでもノリノリの曲で良いんですが、特別スゴイとは思えないんですよねえ。

 

こう思っているのは僕だけじゃないと思います。

 

なかには良い曲もあるのですが、心が動く曲が少ないんです。

 

ぜいたくなんでしょうが。

 

 

現在の古代祐三さんですが、今でもエインシャントで頑張っていらっしゃいます。

 

記事を書いていて、また聞きたくなってきました。

 

あと、最近の曲ももっと聞いてみようかなあと思いました。

 

皆さんも、ぜひぜひ天才古代祐三の曲を聞いてみてくださいね。

 

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